日本で一番長生きな樹木は?
樹齢何百年、何千年という巨木が日本にたくさんあります。
有名なのは、屋久島の屋久杉ですね。
実は、世界には樹齢9000年以上の樹木もあるそうです。
人間は、せいぜい長生きしても120歳くらいまでと言われています。
なぜ、それだけ長く生きていけるのでしょうか?
我々動物は、危険から身を守る手段として、「逃げる」「隠れる」など、動くことによって
外敵から身を守るすべを持っています。
しかし、植物はどうでしょう?
植物は、土地に根付いて生きています。
外敵から身を守ろうとしたところで逃げも隠れもできません。
実は、樹木には「フィトンチッド」と呼ばれる揮発成分を放出しています。
この揮発成分がは、敵が苦手な成分だったりするわけです。
この「揮発成分」こそが、植物が外敵から身を術であり、「長寿の秘訣」なんです。
これが「森林浴成分=フィトンチッド」と呼ばれるものです。
フィトンチッドは、樹木が何千年もの間、生き続けることができる生命力の源であると言われています。
地球誕生から46億年、植物の元となるものが生まれて40億年とも言われています。
動物は、氷河期で絶滅したものもたくさんいます。
そんな中で、生き延びてきた自然の植物には、到底かないません。
しかも、植物は人間が生きていくために必要な「酸素」を供給してくれています。
吐いた二酸化炭素を吸ってくれています。
動物と植物は、「共存共栄」の関係なんです。
森の樹木が、人間が生きていくための手助けをしてくれています。
【森の空気】って重要なんです。